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ヤリタミサコさん『私は母を産まなかった/ALLENとMAKOTOと肛門へ』刊行!

『生命の回廊 vol.3』にもご参加くだり、いつも私のライブ「フォルテピアニシモ」に温かで示唆的なお言葉を書いてくださる、詩人のヤリタミサコさんが、待望の第一詩集『私は母を産まなかった/ALLENとMAKOTOと肛門へ』をご出版されました!

この出版記念として、今週30日から展覧会を開催されます。週末には朗読会など、いくつかイベントもあります。ぜひチェックして、ご来場なさってください。


  萩原義弘とヤリタミサコ:写真と詩―『私は母を産まなかった』

  2012年11月30日(金)~12月11日(火)

  会期中無休 11:00-19:00 金曜-20:00 最終日-17:00
  http://www.makiimasaru.com/



ヤリタさんのこの詩集は、ほんとうに待たれていた方が多かったと思います。

ヤリタさんは、アート本でいらっしゃるな。とは、思っていたのですが、どのような詩集になるのか想像できず、楽しみにしていました。
手に取って、思わず「やったー!」と喝采し、快晴の青空に打球が高く飛んで行き、見えなくなるような見事なホームランでした。
明快でシンプルで、潔く、凄烈な詩と写真…

ですが、読み始めてゆくと、気持ちよく大ホームランを打たれた爽快感から、苦しいような気持ちになりました。潔く、凄烈であるためには、どれほど削ぎ落とし、どれほどの痛みと犠牲を負って闘って来てこられたかが偲ばれたからでありました。
また、この美しい頂を創出するために、キャリアの長いヤリタさんから、たくさんの落とされた作品のことも思われ、胸が痛くなりました。

ヤリタさんには、北海道の岩三沢で育たれたことが、ご自身の大きな根になっておられると感じていましたが、このように萩原義弘さんの写真と、厳しく透徹した世界を創られているのを拝見して、この出会いのために、第一詩集が誕生するのに、時間が必要だったのだと、確信できました。
ぜひお手に取って、ご覧いただきたいです。

ヤリタさんは、朗読の世界でも大先輩であり、主宰される「TOKYOポエケット」にゲスト出演をさせていただいた折に、ご一緒にヤリタさんの作品を読む機会までいただきました。
自分が朗読をするようになるとは思わないで、ただ作者の朗読を聴くのが好きだったために、足繁く詩の朗読会に通っていた時に、ヤリタさんがよくご出演や、また会場にいらっしゃっていました。自分からは文字通り遠い方として拝見していただけが、いつかご挨拶できるようになり、そのうちに名前を覚えていただき、ゲストにまで呼んでいただき、うれしいばかりでした。
その時に、一緒に読ませていただいた「私は母を産まなかった」も、英訳と共に収められていて、感慨深いです。

それまでに何回も、ヤリタさんご自身が、この詩を朗読されているのをお聴きしたことや、私の解釈などで、私は、これはマグマのように噴き上げるように読むのかと思っていたのですが、その時のヤリタさんは、とても静かに読まれて、しまった!と戸惑いました。
普通ですと、私は共演者を受けることができるのですが、その時は、噴火のテンションに自分をもっていっていたので、戻るに戻れず中途半端で、うまく合わせることができませんでした。私以上にヤリタさんは、相手に合わせることができるのですが、この時は、ヤリタさんは各自のそのままでよいと思われたようで、そのご判断のように、その私のチグハグなところもまた、かえって面白かったというご意見を複数いただきました。

ヤリタさんの朗読は、一度聴いていただきたいのですが、活動も多方面に及び、翻訳やビジュアル詩、それに、詩や短歌、アートに朗読…と、軽やかに縦横にジャンルなどを飛び越えてしまう評論は、独特の視点で、温かく愛があり、しかも軽やかなリズムがあって読みやすく、ぜひお読みいただきたいなと思います。
翻訳、評論集と著作は多数出ています。

ヤリタさんには、穂村弘さんと共に、私のソロライブ「フォルテピアニシモ」の記念すべき第1回の、アフタートークにもご出演いただきました。
その時のことを評論の一部に書いていただきました。

 「伊津野重美の朗読と穂村弘とマイケル・パーマー

数少ない、生き様から信じることができる詩人が、目の前にいてくださることが、ありがたく、うれしいです。




  私は私自身を産んだ
  たった一人でいることの喜びと 自由という名の陣痛を味わいながら
  私は私自身を産んだ
  不可能などない夢
  出ても打たれない釘
  燃え続ける言葉たちが
  産まれ出た私は
  私自身を産んだ
  私を焼き尽くすほどの 私自身を産んだ


           (「私は母を産まなかった 」部分  ヤリタミサコ )



プロフィール

いつのえみ

Author:いつのえみ
伊津野重美 

第一歌集『紙ピアノ』
1st Album『ひかりの素足』
詩誌『生命の回廊』発行・編集。

********************

フォルテピアニシモ vol.14
 
~ Keep the holy fire
       burning ~

伊津野 重美 朗読

2016年11月3日(木・祝)
12:30 開場/13:00 開演

場所:STAR PINE'S CAFE

前売・予約¥2,500円+1drink
ペアチケット前売・予約のみ
     ¥4500+2drink
当日¥3,000円+1drink
チケット前売発売10月3日より
 前売は店頭販売かweb予約
予約アドレス
https://ssl.form-mailer.jp/fms/f7f014c8172636

STAR PINE'S CAFE
http://www.mandala.gr.jp/

**********************

伊津野重美 1st Album 

『ひかりの素足』
歌人伊津野重美による初の朗読アルバム。
ゲストにチェリスト森重靖宗を迎えて、
宮沢賢治の童話「ひかりの素足」と
日本近代詩の抒情世界を精緻に紡ぐ。

全9曲、48分。定価 2,500+税

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「生命の回廊 vol.3
『えーえんとくちから 
  笹井宏之作品集』特集号」

2011年11月刊行

井口和泉 浦歌無子 
岸田将幸 斉藤斎藤
斉藤倫 樋口由紀子
ひろたえみ 三角みづ紀
ヤリタミサコ 夕暮マリー
伊津野重美

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