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◇ 雨の匂い 虹の匂い ◇イシダユーリさんの日記

出演者で詩人のイシダユーリさんの日記です。
お疲れ様でした。ありがとうございました。

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「雨の匂い 虹の匂い」がおわってから、なんだか気持ちが高ぶっていて、なかなか平常心にもどってこれなかったので、今日は東京国際映画祭での「dog bite dog」をみたあと、友達を誘って、カラオケに行ってきました。ちょっと落ち着きました。

本当は本編の感想を書こうと思っていたのだけれど、なんとなくもったいないような感じがするので、自分の話をメモのために書いておこうと思います。なんだか申し訳ないのだけれど、素敵な経験はなんとなくとっておきたい気分になってしまって。。
あらためて、ご来場いただいた皆様、主催の伊津野さん、共演者の皆様、スタッフの方々、ほんとうにありがとうございました。


詩そのものはまた別ですが、わたしにとって朗読(ワニラは別です、あくまでひとりで自作を読むときの話)というのは、怒り、苛立ちの表出そのものでした。そしてそれはいまでもあまりかわらないし、いつまでもそういう側面をもつものだという風に思う。けれど、わたしはやはり人間である以上、怒ってばかりいる自分、怒ってばかりいる状況にうんざりするし、そこから抜け出したいと思う気持ちももってきた。その揺れを朗読するたびに感じてきました。自分のいたいところにいることが、結果として、自分の怒りと手をきることになり、そのときいったい自分はどのように朗読すればいいのか。いったいどこに自分が立ったらいいんだろうと思って。いつもそんなような不安があった。
今回、詩もそんなタイプの詩を選んだこと、かつ、喜ばしい場であったことに、正直すごく不安を感じていました。そのような場でこの選んだ詩をうまく読めるのか、ということ。
矛盾があるのではないかとか。。
けれど、実際、やってみたら、なぜか、できた。
怒りを過度に表出せず、怒りにひっぱられることもなく、詩を読むことができました。
正直、こんなことははじめてでした。
自分の詩を怒りにひっぱらせて、口から出すということを、せずに、詩そのものをわたしのなかにもう一度通して、声に出して読むことができました。
だから、今回、本当に、いつも自作を朗読した後に感じるような後悔、恥ずかしさ、申し訳なさ、というものを一切感じなかった。
とても、すっきりした、読めてよかった、聞いてもらってよかったという気持ちだけが残りました。
あとからだけれども、驚きでした。
そうか、こんな風にも、自分の詩や朗読というのは存在していけるんだと思って。
それはもちろん、共演者の方々の朗読やイベントの流れそのものによっても思わされたことです。
わたしはどのように居てもいい。
ただ、わたしのここ(胸をたたいて)がどのような風なのかを、そしてそのことによって世界やそこにいる人たちにどのように手や声をひろげるのかを、しっかりと捉えていればいいんだと思いました。

なんだか、本当に、あたらしいところからまたはじめられるような気がします。
生きていたら驚くことばかり。
当たり前のことほど、すぐ忘れて、
それにいつも驚いて、
けれど、驚くたびに、あたらしいはじまりがあるのだと思う。
プロフィール

いつのえみ

Author:いつのえみ
伊津野重美 

第一歌集『紙ピアノ』
1st Album『ひかりの素足』
詩誌『生命の回廊』発行・編集。

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フォルテピアニシモ vol.14
 
~ Keep the holy fire
       burning ~

伊津野 重美 朗読

2016年11月3日(木・祝)
12:30 開場/13:00 開演

場所:STAR PINE'S CAFE

前売・予約¥2,500円+1drink
ペアチケット前売・予約のみ
     ¥4500+2drink
当日¥3,000円+1drink
チケット前売発売10月3日より
 前売は店頭販売かweb予約
予約アドレス
https://ssl.form-mailer.jp/fms/f7f014c8172636

STAR PINE'S CAFE
http://www.mandala.gr.jp/

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伊津野重美 1st Album 

『ひかりの素足』
歌人伊津野重美による初の朗読アルバム。
ゲストにチェリスト森重靖宗を迎えて、
宮沢賢治の童話「ひかりの素足」と
日本近代詩の抒情世界を精緻に紡ぐ。

全9曲、48分。定価 2,500+税

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「生命の回廊 vol.3
『えーえんとくちから 
  笹井宏之作品集』特集号」

2011年11月刊行

井口和泉 浦歌無子 
岸田将幸 斉藤斎藤
斉藤倫 樋口由紀子
ひろたえみ 三角みづ紀
ヤリタミサコ 夕暮マリー
伊津野重美

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