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セルリアンブルー

寝苦しくなって来た。
最近の日本の夏の暑さは尋常ではなく亜熱帯になってしまった。十代の頃は神経質だったので、窓もドアも閉めて、空調もなく夜は過ごした。さすがに今はエアコンを夜はかけるようになったものの、もともと私はパソコンと蝋燭の灯で仕事をしていていたりして、停電になっても、そういえば何かぷちっと音がしたなと、後で気がつくことすらあるくらい、あまりテレビもエアコンも使わない。
だが、特別な節電の夏ということで、寝具に寒色系を使うと、落ち着いて眠ることができると聞き、はっとする。
そういえば、白が基調の淡い色しか寝具には使ったことがなかった。あって、ピンクの花柄や薄いグリーンくらいだった。
自分をフレクシブルな人間だと思っていたが、そんなところでは、子供の頃からの固定観念にしばれていたのかもしれない。

きれいな濃い色のなかで迷ったが、新しいシーツにセルリアンブルーを選んだ。
7月の初めての夜に、それに横たわると、電気を消したのに草原に横たわっていて、青空を見上げているような感覚があった。それは今までにない不思議な感覚だった。
濃い色が、眠りを妨げるかとの危惧が少しあったが、そのようなことはなかった。

その晩、夢を見た。
きれいな青い海で自由に楽しく泳いでいた。南の海のせいか、冷たさのストレスもない。
遠くにクジラが二匹来ているのが見えた。それは遠くで、脅かされるほどには大きくはない。こんな浅瀬までクジラが来るのは珍しいと、微笑ましく思っていた。
そして、私も誰かと一緒にいたようだった。孤独ではなかった。
海から出て、体から白い砂を払ったのまでも、幸福な感じがした。

目が醒めて、カラーセラピーということを思った。
セルリアンブルーは緑がかった青だが、草原の色よりも、そういえばきれいな海の色だった。
私よりも、私の深層のほうが、物事を正確に認識しているようだ。
そして、穏やかな海、クジラの夢は、どちらも吉夢だった。
これまではひたすら苦しかった2011年だが、後半は穏やかに始まる。

少しでもよいことが、みなさまにありますように…
プロフィール

いつのえみ

Author:いつのえみ
伊津野重美 

第一歌集『紙ピアノ』
1st Album『ひかりの素足』
詩誌『生命の回廊』発行・編集。

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立春ポエトリーリーディングライブ

2月3日(土)下北沢lete
ナマステ楽団
(末森英機+
ディネーシュ・チャンドラ・ディヨンディ)
+伊津野重美

Open 14:00 / Start 14:30
Charge 予約 ¥2,000 + drink
当日 ¥2,300 + drink

チケット予約  
http://www.l-ete.jp/live/1802.html#d03

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伊津野重美 1st Album 

『ひかりの素足』
歌人伊津野重美による初の朗読アルバム。
ゲストにチェリスト森重靖宗を迎えて、
宮沢賢治の童話「ひかりの素足」と
日本近代詩の抒情世界を精緻に紡ぐ。

全9曲、48分。定価 2,500+税

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「生命の回廊 vol.3
『えーえんとくちから 
  笹井宏之作品集』特集号」

2011年11月刊行

井口和泉 浦歌無子 
岸田将幸 斉藤斎藤
斉藤倫 樋口由紀子
ひろたえみ 三角みづ紀
ヤリタミサコ 夕暮マリー
伊津野重美

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