「雨の匂い 虹の匂い」 白井明大さんの日記

10月22日の「雨の匂い 虹の匂い」について
詩人の白井明大さんが大変丁寧に書いてくださいました。

転載のお許しをいただきました。
白井さん、丁寧であたたかなご講評をありがとうございました。
http://www.mumeisyousetu.com/

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(1ヵ月後、いま会場となっているこのビルは解体されています、とのことに続けて)

「いまあなたが座っている床も、一カ月後、雨がすどおりします」

と、夕方から降り始めた雨のなかで、朗読のすすんでいく、7人の朗読者(歌人+詩人)のこえがかさなり、連なり、つながり、入れ換わり、立ち上り、していった短歌と詩とのリーディングは、それぞれひとつひとつの作品として立っていながらも、ゆすられゆりうごいて、息のあわさったこえだったからかもしれない、ひとつの長い長い息のもとにつむぎだされていった長歌あるいは連詩のようだと感じました。


来てよかったな、と感じられたのは、会がおわって、じぶんの体のなかにこえの震動やことばの欠片がいくつも折り重なってたまっているようなのを感じたあとくらいからでした。

朗読会に運ぶ足のさいきん重たくもとおのいていたじぶんでしたが、またつぎはいつになるかわかりませんが、この夜の朗読は聴けて得るもののたくさんでした。


ジャンルをこえてひとつのものことをつくろう、なそうとするとき、保守的に傾いてジャンルの垣根のてまえで止まってしまう人もいることを、ぼくは昔した試みの際にじぶんのミスから経験しておりましたが、今年の1月にできた朗読舞台のように、かるがるととびこえては手をむすびあって、ものことを喜々としてつくりあげられる人たちがいるということも知っておりました。

このイベントの出演者・スタッフ・後援者・もろもろのかたがたは、きっとかるがると、まったく意識なんかもしないで垣根をとびこえて、たのしそうに、高温なエネルギーをふりまいていた、そんな印象です。風とおしのいい。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=251303033&owner_id=440518
プロフィール

いつのえみ

Author:いつのえみ
伊津野重美 

第一歌集『紙ピアノ』
1st Album『ひかりの素足』
詩誌『生命の回廊』発行・編集。

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立春ポエトリーリーディングライブ

2月3日(土)下北沢lete
ナマステ楽団
(末森英機+
ディネーシュ・チャンドラ・ディヨンディ)
+伊津野重美

Open 14:00 / Start 14:30
Charge 予約 ¥2,000 + drink
当日 ¥2,300 + drink

チケット予約  
http://www.l-ete.jp/live/1802.html#d03

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伊津野重美 1st Album 

『ひかりの素足』
歌人伊津野重美による初の朗読アルバム。
ゲストにチェリスト森重靖宗を迎えて、
宮沢賢治の童話「ひかりの素足」と
日本近代詩の抒情世界を精緻に紡ぐ。

全9曲、48分。定価 2,500+税

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「生命の回廊 vol.3
『えーえんとくちから 
  笹井宏之作品集』特集号」

2011年11月刊行

井口和泉 浦歌無子 
岸田将幸 斉藤斎藤
斉藤倫 樋口由紀子
ひろたえみ 三角みづ紀
ヤリタミサコ 夕暮マリー
伊津野重美

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