「かたりびより」ありがとうございました。

かたりびより」無事終了することができました。
花冷えのなかをご来場いただき、ありがとうございました。
会いたかった人達や遠方からの方々、久しぶりにお会いする方々、初めていらしていただいた方々、大好きな人達に囲まれ、私にも個人的に胸が熱くなるような、贅沢で忘れがたい一日となりました。
それにしても、東さんの新作朗読が、凄かったですね。。。
この時期に予定通り開催することを、みなで迷いましたが、今ここで敢行したことに、大きな意味があったような気がしました。

2009年4月に肺炎のため享年90才で亡くなられた杉崎恒夫さんへオマージュを捧げるため、またその瑞々しい作品をご紹介したく、オープニングに杉崎さんの第二歌集『パン屋のパンセ』より読むことを提案しました。
東直子さんの新しいエッセイ集『耳うらの星』にも、杉崎さんのことが書かれていますが、私もその時に杉崎さんに天文台に連れて行っていただいた一人です。
私は、その時に杉崎さんに、足元の可憐な小さな黄色い花が、名前はよく聞いたことがある、「きんぽうげ」の花であることを教えていただきました。
その花の清楚な佇まいに、なんだか杉崎さんの控えめで静かなお人柄や生き方が偲ばれ、忘れられない思い出になっています。

私が読ませていただいたのは、こちらの二首になります。

                 ジュ 
  わが胸にぶつかりざまにJeとないた蝉はだれかのたましいかしら

  ゆっくりと離れていこうぼくたちは赤方偏移する星だから

私のパートの前半は、自分の既作品を読み、後半では、この震災でなくなられた方々を悼み、またこの震災で苦しんでおられるみなさまのために朗読をしました。
その最後で読ませていただいた作品は、現在も故郷福島に留まり、ツイッターで発信しておられる和合亮一さんの詩になります。
和合さんは、朗読にも力を注がれていらっしゃいます。きのうもご本人の朗読でのラジオの出演があったそうです。
遠くないうちに、和合さんご自身による「詩の礫」の朗読を聴くことが、きっとできると思います。
未見のみなさまは、どうぞ和合亮一さんの「詩の礫」をご覧ください。

 和合亮一さん朝日新聞記事

私が、朗読会やライブの好きなところは、命と命が触れ合うことができることと、一期一会の喜びにあるように感じています。
お気持ちやご事情が大変なこの折に、ご来場くださったみなさま、大切な作品を読ませていただきました作者の方々、そして、関係者のみなさま、ほんとうにありがとうございました。 

早くみなさまに笑顔が戻りますことを、心より祈っています。



◇ 伊津野重美パート  with 村上巨樹(guitar)

「そうならねばならないのなら」  短歌 伊津野重美
「dawn chorus」より  日記 伊津野重美
「れいこ」  詩 伊津野重美
「風のうた」  詩 安水稔和 
「雨ニモマケズ」  詩 宮沢賢治
「樹下の二人」  詩 高村光太郎
「詩の礫 1」  詩 和合亮一
プロフィール

いつのえみ

Author:いつのえみ
伊津野重美 

第一歌集『紙ピアノ』
1st Album『ひかりの素足』
詩誌『生命の回廊』発行・編集。

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立春ポエトリーリーディングライブ

2月3日(土)下北沢lete
ナマステ楽団
(末森英機+
ディネーシュ・チャンドラ・ディヨンディ)
+伊津野重美

Open 14:00 / Start 14:30
Charge 予約 ¥2,000 + drink
当日 ¥2,300 + drink

チケット予約  
http://www.l-ete.jp/live/1802.html#d03

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伊津野重美 1st Album 

『ひかりの素足』
歌人伊津野重美による初の朗読アルバム。
ゲストにチェリスト森重靖宗を迎えて、
宮沢賢治の童話「ひかりの素足」と
日本近代詩の抒情世界を精緻に紡ぐ。

全9曲、48分。定価 2,500+税

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「生命の回廊 vol.3
『えーえんとくちから 
  笹井宏之作品集』特集号」

2011年11月刊行

井口和泉 浦歌無子 
岸田将幸 斉藤斎藤
斉藤倫 樋口由紀子
ひろたえみ 三角みづ紀
ヤリタミサコ 夕暮マリー
伊津野重美

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