雪華

いつまでも昨年来の不調を引きずったままぐずぐずしていたが、節分の日に仕事で遠くからきた友人が時間を割いてくれて会うことができ、ほんとうにうれしかった。
気がつくと私は、昨年は仕事やイベント関係で人に会う以外、友人とただ会うためだけに会ったのは、わずかでそれも夏以来のような…

急ぎ足だったが、一緒においしいものを食べ、美術展を観て、お話しをして気持ちに張りが出た。
友達のお陰で節分になって、ようやく気持ちが切り替わる。切らしていて、買わなくてはと思っていた香りのものをもらう。痛みにアロマテラピーが効くと初めて知った時には、どこかほんとうに思えなかったが、今では香りにずいぶん助けてもらっている。
時にはリラックスや眠りのため、時にはカンフルで気付けにする。


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友人を送ってから、他の用事を済ませるために少し歩き回ってしまった。友人と会っている時は元気だったのだが、久しぶりに人混みに出たために風邪っぽくなり疲れて帰ってくると、今日の共通の友人からのお礼のあたたかなメールが届いていた。それは、私が友人の誕生日に贈っていたお礼だったのだが、一つは眠りの浅い友人のために、優しい香りの練り香で、もう一つは雪華というお香で、二種類とも香りのものだったことに気付く。私が今日いただいたものも、マカロンのかたちのアロマストーンと、ローズの香りのポケットレメディーも、香りのものだった。レメディーとあって、普通のコロンとは違い、ただ甘い香りではなく、とても落ち着く。
それぞれが、昨年はあまり調子がよくない一年だったが、こうして互いを思い合う気持ちは、巡っている。
友人達も、それぞれ今年もがんばっている。私もがんばらなくては。気持ちばかり焦るが、体がいかんせんついて来なくて、もどかしい。

主に文香として使っていた自分用の雪華を焚いて冬を送り、春を迎える。
清々しい香りがした。

季節が、行きつ戻りつしながら次第に春になるように、みながゆっくりと元気になってゆきますように。
プロフィール

いつのえみ

Author:いつのえみ
伊津野重美 

第一歌集『紙ピアノ』
1st Album『ひかりの素足』
詩誌『生命の回廊』発行・編集。

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立春ポエトリーリーディングライブ

2月3日(土)下北沢lete
ナマステ楽団
(末森英機+
ディネーシュ・チャンドラ・ディヨンディ)
+伊津野重美

Open 14:00 / Start 14:30
Charge 予約 ¥2,000 + drink
当日 ¥2,300 + drink

チケット予約  
http://www.l-ete.jp/live/1802.html#d03

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伊津野重美 1st Album 

『ひかりの素足』
歌人伊津野重美による初の朗読アルバム。
ゲストにチェリスト森重靖宗を迎えて、
宮沢賢治の童話「ひかりの素足」と
日本近代詩の抒情世界を精緻に紡ぐ。

全9曲、48分。定価 2,500+税

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「生命の回廊 vol.3
『えーえんとくちから 
  笹井宏之作品集』特集号」

2011年11月刊行

井口和泉 浦歌無子 
岸田将幸 斉藤斎藤
斉藤倫 樋口由紀子
ひろたえみ 三角みづ紀
ヤリタミサコ 夕暮マリー
伊津野重美

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