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レミー

空けられる日があったので、渋谷で映画を観ようと思っていた…が、猛烈な暑さに断念。倒れます。。と無理をせず、意気地無く夕方から出かけ、近場でリハビリもかねて心にも体にもやさしそうな『レミーのおいしいレストラン』を観る。字幕版のレイトショーだったので、大人ばかりで静かで、ほっとする。
http://www.disney.co.jp/movies/remy/flash/index.html 
もちろんお話はおとぎ話なのだが、最後の評論家の評が、とても素晴らしくて大いに感心する。
これは、料理評論家の料理への発言なのだが、すべてのジャンルの評論の基本で手本でもあるだろう。批評する対象(つまり料理や芸術)への愛と、それを創造する者(料理人や職人や芸術家)への尊重と敬意を忘れないこと、それから、偏見を越えてゆくこと、自分自身の精神を自由に保つこと、そして、謙虚で自分自身を省みる視線を失わないこと…
そして、冷酷で尊大な評論家を転身(改心?)させたのは、芸術(ここでは素晴らしい料理)の力だった。

さすが、ただのお子様向き夢物語で終わらないところが、ディズニー・・・説得力がある。
偉そうな評論家に見せたい。高みからものを言うことに慣れている人は、何かを失っている。
私にも「~すべきだ」的な発言をされ、驚くことがある。しかも、そのようなことを言う者にかぎって、その「~」が自分でできていないように感じる。なぜそんなにも自分だけは、棚上げして特例にできるのだろうか?
「そう言うあなたはできるのですか?」と言いたくなる。が、勝手に人を見下している机上の楼閣の住人には、言葉は届かないだろう。
学びたく向上したく、いつも思っているが、自己批判なくこういう発言を無神経にする人間からは、得るものは決まってない。そもそも、否定のための否定や、自分自身の正当性を主張し、野心を満たすための理論のための理論であることが多く、初めから真っ当な批評でないためだ。
批評は自由だ。だが、なぜすぐに人の上に立とうとするのか、立っていると思えるのか…不思議だ。

だが、そんなものに関わり合っている時間はない。
おいしい料理も美しい音楽も素晴らしい文学も、人を喜びや解放や慰藉に導く。
そちらだけ見て、進めばよいのだ。
プロフィール

いつのえみ

Author:いつのえみ
伊津野重美 

第一歌集『紙ピアノ』
1st Album『ひかりの素足』
詩誌『生命の回廊』発行・編集。

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立春ポエトリーリーディングライブ

2月3日(土)下北沢lete
ナマステ楽団
(末森英機+
ディネーシュ・チャンドラ・ディヨンディ)
+伊津野重美

Open 14:00 / Start 14:30
Charge 予約 ¥2,000 + drink
当日 ¥2,300 + drink

チケット予約  
http://www.l-ete.jp/live/1802.html#d03

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伊津野重美 1st Album 

『ひかりの素足』
歌人伊津野重美による初の朗読アルバム。
ゲストにチェリスト森重靖宗を迎えて、
宮沢賢治の童話「ひかりの素足」と
日本近代詩の抒情世界を精緻に紡ぐ。

全9曲、48分。定価 2,500+税

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「生命の回廊 vol.3
『えーえんとくちから 
  笹井宏之作品集』特集号」

2011年11月刊行

井口和泉 浦歌無子 
岸田将幸 斉藤斎藤
斉藤倫 樋口由紀子
ひろたえみ 三角みづ紀
ヤリタミサコ 夕暮マリー
伊津野重美

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