長尾早苗さんより『紙ピアノ』

ほしのたねの長尾早苗さんが、私の歌集『紙ピアノ』について、書いてくださいました。

『紙ピアノ』の刊行から十年となりました。
当時まだ幼いといってもよいぐらいだった方々が、いまこうして成人して、新しく読者になってくださっていること、また、その頃から成人する過程で大事にしてくださっている方もいて、感無量です。
私のこの歌集には、私の幼い頃からの気持ちの歌も実は多いので、若い世代の方々にお読みいただき、さらに共感をもっていただけますことは、たいへんうれしいです。
長尾さん、どうもありがとうございました。



絶望がそこに描かれていても、

生きたい、という色彩は消えないのだと思う。

ひとは簡単に「死」を口にするけれど、

本当に彼岸に行きかけたにんげんにはわかる、

生きることの彩りの豊さが。


人はみな体のまなかに臍をもつ不思議抱えて夜の爪を切る 重美


ブラインドの羽傾けて天上の光を入れる 強く生きたい 重美


花の香に強く打たれるどこまでもどこまでも歩いてゆきたい 重美


鮮烈に印象に残った三首を挙げました。

途中で、感激にふるえて涙が出そうになってしまってたいへんだったのだけれど、生きることの彩りを、今一度考えさせられました。

    (「長尾早苗のブログ」より)

プロフィール

いつのえみ

Author:いつのえみ
伊津野重美 

第一歌集『紙ピアノ』
1st Album『ひかりの素足』
詩誌『生命の回廊』発行・編集。

********************


立春ポエトリーリーディングライブ

2月3日(土)下北沢lete
ナマステ楽団
(末森英機+
ディネーシュ・チャンドラ・ディヨンディ)
+伊津野重美

Open 14:00 / Start 14:30
Charge 予約 ¥2,000 + drink
当日 ¥2,300 + drink

チケット予約  
http://www.l-ete.jp/live/1802.html#d03

**********************

伊津野重美 1st Album 

『ひかりの素足』
歌人伊津野重美による初の朗読アルバム。
ゲストにチェリスト森重靖宗を迎えて、
宮沢賢治の童話「ひかりの素足」と
日本近代詩の抒情世界を精緻に紡ぐ。

全9曲、48分。定価 2,500+税

**********************

「生命の回廊 vol.3
『えーえんとくちから 
  笹井宏之作品集』特集号」

2011年11月刊行

井口和泉 浦歌無子 
岸田将幸 斉藤斎藤
斉藤倫 樋口由紀子
ひろたえみ 三角みづ紀
ヤリタミサコ 夕暮マリー
伊津野重美

最近の記事
カレンダー
01 | 2018/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -
カテゴリー
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
ブログ内検索