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◇雨の匂い 虹の匂い◇ ヤリタミサコさん

詩人のヤリタミサコさんが、アンケートをもとにわざわざ加筆くださいました。
お忙しいなか恐縮でした。たいへんありがとうございました。

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ヤリタミサコが当日書いたアンケートに、後日加筆しました。

■印象に残った朗読はありますか?

ユーリさんの声が、ハリがあってエナジーがあってイイ声ですね。
外に向かって出て行く、どこかヤンチャな感じが好きです。
外界に対してもつ、違和感とか敵意みたいのを表すのが私は好きで、
飯田有子さんの短歌にも顕著なものがありますが、
ユーリさんの詩にも、外界に対しての苛立ちや、
エネルギーをもてあます感じとかを感じます。
他のみなさんが繊細な、柔らかな、薄さ、美しさ、というあたりに
集中した感じがあったから、ユーリさんがハツラツとして際立ったかもしれません。
ハンサムな女の子、かな。

また、 ④のキキさんの部が、工夫があっておもしろかったです。
キキさんは、どちらかというと押し出さずに
すーっと水が流れていくような自然な感じに行くかただと思っていました。
が、今回は技術としてのアーティフィシャルな場を与えてくれました。
楽しい裏切りみたいで、私は目を開かれた思いです。

雪舟えまさんの独特の存在感、個性的ですね。
テンポといい、マイペースな感じかな。

■「雨の匂い 虹の匂い」についてのご意見・ご感想、出演者宛てのメッセージなど
  どうぞご自由にお書きください。


天使的な、個別の人間存在を超越した瞬間がみんなそれぞれ、ある瞬間ありました。
全体に、皮ふの薄さがヒリヒリと伝わってくるものでした。
心のひとひらのふるえが、声を出すとそうなるでしょう、という感じです。
特に小夜さんには、この天使性を強く感じました。

そして、最後の安田さんの声が、なぜか安心するものでした。
どこか、地についているのですね。
安田さんの声からは、はっきりと人間は土からできて土に返るんだ、という
天使性以外の土着性みたいのを感じます。
例えばコンサートや映画などで、あまりにイイもの見て感じちゃうと、
日常に戻るのがむずかしくなりますよね。そんな感じで進行していたのです。
でも、最後に安田さんの声で、日常に戻る準備ができてきた、というか、
クールダウンかな。聞き手には、ありがたい位置でした。

同じテキストをいろんな人がよむのはとても実験的でよかったですよ。
とくに、短歌では、有子さんのも重美さんのも、
人によって全然解釈がちがう。リアリティがちがうのですね。
有子さんの短歌の、ものすごくひねくれたお茶目さと冷静な技巧と、
戦略的なペルソナと、無防備に無謀に見せているところと、私は大好きです。
そういった要素が、人によって増幅されるところが違うのですね。
楽しかったですよ。
音楽でもカバーバージョンによって、
オリジナルの中のある要素が際立つものもありますしね。
そして、安田さんの「ねむるいき」の2人のヴァージョンは大成功ですね。
平かなで書かれているから、読み手がその詩の中に
入り込んでいきやすい。

伊津野重美さんには、もう何もいえないくらい、圧倒されましたね。
あれこれ言いません。
「もう死んだっていいんだきっと」のカミソリのような切っ先で
すーっと透明に切り裂かれました。
プロフィール

いつのえみ

Author:いつのえみ
伊津野重美 

第一歌集『紙ピアノ』
1st Album『ひかりの素足』
詩誌『生命の回廊』発行・編集。

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フォルテピアニシモ vol.14
 
~ Keep the holy fire
       burning ~

伊津野 重美 朗読

2016年11月3日(木・祝)
12:30 開場/13:00 開演

場所:STAR PINE'S CAFE

前売・予約¥2,500円+1drink
ペアチケット前売・予約のみ
     ¥4500+2drink
当日¥3,000円+1drink
チケット前売発売10月3日より
 前売は店頭販売かweb予約
予約アドレス
https://ssl.form-mailer.jp/fms/f7f014c8172636

STAR PINE'S CAFE
http://www.mandala.gr.jp/

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伊津野重美 1st Album 

『ひかりの素足』
歌人伊津野重美による初の朗読アルバム。
ゲストにチェリスト森重靖宗を迎えて、
宮沢賢治の童話「ひかりの素足」と
日本近代詩の抒情世界を精緻に紡ぐ。

全9曲、48分。定価 2,500+税

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「生命の回廊 vol.3
『えーえんとくちから 
  笹井宏之作品集』特集号」

2011年11月刊行

井口和泉 浦歌無子 
岸田将幸 斉藤斎藤
斉藤倫 樋口由紀子
ひろたえみ 三角みづ紀
ヤリタミサコ 夕暮マリー
伊津野重美

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