◇雨の匂い 虹の匂い◇村田活彦さんの日記

リーディングでご活躍されている詩人の村田活彦さんの日記から。
ありがとうございました。

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大塚のout-loungeというイベントスペースで行われた朗読ライブ
「雨の匂い 虹の匂い」を聴きに行く。
小雨が降って、大塚駅からの道のりには本当に雨の匂い。

out-loungeのビルは
もうすぐ取り壊しだそうです。
飯田有子さんがMCで言ってた。
「皆さんが座っている場所は、一ヶ月後、雨が素通りします」


出演者の静かなエネルギーが伝わってくる
贅沢なライブだった。
特に短歌の伊津野重美さん、飯田有子さん、
そして詩の安田倫子、倫ちゃん。

伊津野さんの、発声前の一瞬ですでに客席をひきつけてしまう濃密な空気。
有子さんの、ぶっきらぼう過ぎない突き放し方。
倫ちゃんの、背筋をただして丁寧に語ろうとする佇まい。


耳を傾けながら
朗読するって何だろう、とずっと考えていた。
朗読でこそできること。朗読でなきゃできないこと。

聴く立場で考えると、短歌の朗読と自由詩の朗読では
短歌の方がずっと作品に入りやすいように思える。
57577のリズムはもちろん、なにしろ短い。
31文字で完結することがわかってるから
音と意味を受け止め、イメージするということがしやすい。

とはいえ自由詩であっても
朗読で聴いてこそ面白い形というのはあるだろうし
それをいろいろ考えるのは楽しそうだ
というか、楽しいからやってんだな、おれ。

そんなふうに
思わず自分ももっと気合い入れるぜ的な興奮で
鼻息の風圧が高まるくらい
この日の出演者が発するエネルギーは絶大だったってことです、はい。

http://blog.goo.ne.jp/inthenameofmyself/d/20061022
プロフィール

いつのえみ

Author:いつのえみ
伊津野重美 

第一歌集『紙ピアノ』
1st Album『ひかりの素足』
詩誌『生命の回廊』発行・編集。

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立春ポエトリーリーディングライブ

2月3日(土)下北沢lete
ナマステ楽団
(末森英機+
ディネーシュ・チャンドラ・ディヨンディ)
+伊津野重美

Open 14:00 / Start 14:30
Charge 予約 ¥2,000 + drink
当日 ¥2,300 + drink

チケット予約  
http://www.l-ete.jp/live/1802.html#d03

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伊津野重美 1st Album 

『ひかりの素足』
歌人伊津野重美による初の朗読アルバム。
ゲストにチェリスト森重靖宗を迎えて、
宮沢賢治の童話「ひかりの素足」と
日本近代詩の抒情世界を精緻に紡ぐ。

全9曲、48分。定価 2,500+税

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「生命の回廊 vol.3
『えーえんとくちから 
  笹井宏之作品集』特集号」

2011年11月刊行

井口和泉 浦歌無子 
岸田将幸 斉藤斎藤
斉藤倫 樋口由紀子
ひろたえみ 三角みづ紀
ヤリタミサコ 夕暮マリー
伊津野重美

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