水仙月に


厳寒期で日も短い1月は、もともと私には、新年の喜ばしさよりも、耐えて過ごす最も厳しい月でした。
さらに、友人が逝ってからは悲しい月になり、心が晴れないことが多く、こんなに遅くなってしまいました。
おめでたいお正月だからこそ、大切な方をなくした苦しみに耐えている人のこと考えたり、大雪が降ったり、痛ましい事件が次々と起こったり、阪神大震災の日が過ぎたりするのを、ぼんやりと過ごしていました。
ご心配をおかけしましたが、いただいたお手紙やメールは、ありがたく、すべて拝読しております。なかなかお返事ができない状態で、申し訳ありません。

南関東の1月は、それでも冬晴れの日が多く、昼も夜も空がきれいで、生きてあることが、ありがたく、雪国や被災地の方々に、申し訳ないようでした。

ここ数年痛めた心身を、ゆっくり休ませながら、たくさん本を読み、映画を観ました。ファブリックなどを暖かいものに少しずつ替えてゆきました。今まで、心の余裕がなかったのでしょう。
少しずつ回復に向かっているようです。

冬は、花に助けられて過ごします。
香りの清々しい百合やヒヤシンスや水仙…
たくさん咲いている水仙の花を見に行きました。
賢治の童話に『水仙月の四日』というものがありますが、弱い者が、いつもっていかれるか分からない厳しい1月を、今日から勝手に水仙月と思うことで、少しだけ気持ちが軽くなりました。

昨年は、いろいろなことの分岐点であり、今年は、人間の新しい時代のようなものが始まった、大事な一年となります。
みなさまも、どうかお元気で、素晴らしい大切な一年となりますように。
私も今年は、もっと元気になって、たくさん仕事をします。
プロフィール

いつのえみ

Author:いつのえみ
伊津野重美 

第一歌集『紙ピアノ』
1st Album『ひかりの素足』
詩誌『生命の回廊』発行・編集。

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立春ポエトリーリーディングライブ

2月3日(土)下北沢lete
ナマステ楽団
(末森英機+
ディネーシュ・チャンドラ・ディヨンディ)
+伊津野重美

Open 14:00 / Start 14:30
Charge 予約 ¥2,000 + drink
当日 ¥2,300 + drink

チケット予約  
http://www.l-ete.jp/live/1802.html#d03

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伊津野重美 1st Album 

『ひかりの素足』
歌人伊津野重美による初の朗読アルバム。
ゲストにチェリスト森重靖宗を迎えて、
宮沢賢治の童話「ひかりの素足」と
日本近代詩の抒情世界を精緻に紡ぐ。

全9曲、48分。定価 2,500+税

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「生命の回廊 vol.3
『えーえんとくちから 
  笹井宏之作品集』特集号」

2011年11月刊行

井口和泉 浦歌無子 
岸田将幸 斉藤斎藤
斉藤倫 樋口由紀子
ひろたえみ 三角みづ紀
ヤリタミサコ 夕暮マリー
伊津野重美

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