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PHOTO フォルテピアニシモ vol.5 ~『ataraxia』出版記念~

フォルテピアニシモ vol.5 ~『ataraxia』出版記念~


 薄羽をもがれ吹かれて辿り着くataraxiaに遍し 光
 

   伊津野 重美  朗読    岡田 敦  写真


日時:2010年4月4日(日)

場所:STAR PINE'S CAFE



記録写真 田中流

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◇ 伊津野 重美  Emi ITSUNO

1995年より作歌を、2000年より朗読の活動を始める。
2005年に第一歌集 『紙ピアノ』(写真/岡田 敦)を風媒社より刊行。
詩誌『生命の回廊』発行・編集
写真集『ataraxia』(岡田敦・伊津野重美 青幻舎)
自らの企画で演出、出演をこなしながら、他の作家や他ジャンルとの
コラボレーション作品の制作にも積極的に取り組んでいる。
2007年より朗読ライブシリーズ「フォルテピアニシモ」を開始する。
空間と時間までも<詩>へと昇華させる朗読は、祈りのようでもある。
http://homepage2.nifty.com/paperpiano/


 ◇ 岡田 敦  Atsushi OKADA

富士フォトサロン新人賞(2002年)
第33回木村伊兵衛写真賞(2008年)を受賞。
『Platibe』(窓社) 『Cord』(窓社)
『紙ピアノ』(短歌/伊津野重美 写真/岡田敦 風媒社)
『I am』(赤々舎) 
『ataraxia』(岡田敦・伊津野重美 青幻舎)
http://www2.odn.ne.jp/~cec48450/


本公演では、岡田敦 木村伊兵衛写真賞受賞後第一作
「ataraxia」の写真をステージに映写する。

写真集「ataraxia」(岡田 敦・伊津野重美 青幻舎)
◆判型:255mm×257mm ◆総頁72頁 ◆上製 
◆予価:3,360円(本体3,200円+消費税) ◆発行:2010年1月1日

                  fortepianissimo vol.5 ~ ataraxia ~
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『ataraxia [photo theater]』App Storeで配信開始

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写真集『ataraxia』(岡田敦・伊津野重美)が、守時タツミさんに素晴らしい音楽を入れていただき、[photo theater]として、世界同時配信(全世界約80ヶ国)されました。




『ataraxia [photo theater]』
第33回木村伊兵衛写真賞受賞の写真家・岡田敦と、音楽家・守時タツミが生み出したiPhoneアプリ。


「photo theater」は、iPhoneを通じて日本のクリエイターの作品を世界中に届けたい、そんな想いから生まれました。シリーズ二作目となる本作「ataraxia」は、第33回木村伊兵衛写真賞に輝いた新進気鋭の写真家・岡田敦を迎え、同氏が写真集『ataraxia』(岡田敦・伊津野重美、青幻舎)で表現した神秘的な“静”の世界と、音楽家・守時タツミによる美しい旋律が出会い、生まれました。

playモードでは、厳選された30枚の写真のスライドショー映像と音楽に浸ることができます。shuffleモードでは、毎回60枚の写真の中から30枚がランダムに選択され、観るたびに新しい“ataraxia”を体験することができます。寝る前の5分間、仕事の合間の5分間、ちょっとした空き時間、世界で一番身近な劇場を訪れてみませんか。

千葉日報 「ataraxia」

歌人の内奥を解放した快楽 「ataraxia」

リストカッターたちを写した衝撃作「Iam」(赤々舎)は、第33回木村伊兵衛賞受賞から2年近く経たいまも記憶に鮮明に残る。若者たちの手首に無数に刻まれた傷跡は「生」の中に存在する「死」、「死」の中に存在する「生」を悲痛に叫んでいる。岡田は被写体との間に緊張関係を築きながら、魂の叫びをフィルムに焼き付ける。そんな鋭い観察眼を持った写真家の受賞後第一作だ。

 この本は歌人、伊津野重美との合作。タイトルは古代ギリシャの哲学者エピクロスの思想で、外的なものにとらわれない精神的快楽を意味するといい、岡田はここでは受賞作の外から内ではなく、内から外へと表現手法を変えている。

 歌人の精神世界が広がっていく。長時間露光によって蒼(あお)い海に白い波が雲のごとく渦巻く。神秘的な美しさが底なしの静謐(せいひつ)をたたえている。なぜか既視感を伴った居心地のよさを感じる。蒼い海が母胎に似た安らぎを与えるからだろう。「薄羽をもがれ…」。傷ついた歌人が海に身を委ね、ゆっくりとまどろむ。

 伊津野のつむいだ言葉が、写真の一枚一枚を招き寄せる。岡田がシャッターを切った瞬間に歌人の内宇宙が二次元の像を結ぶ。その映像の大海を遠泳していると、息継ぎするのも忘れるほどの快感に酔う。つまり、結像後が私たち見る側の精神的快楽の出発点となるのだ。

 中盤に生命の輝きがほとばしる。満開に咲き誇るマンジュシャゲ。画面いっぱいに枝を張った大イチョウ。紅と黄が太陽の光を浴びて、命の限りを燃やし尽くす。

 「ほとばしる 声 波 光 ほとばしる…」

 風に揺れるススキ野原で、歌人がもろ手を挙げて天空を仰いでいる。現世の苦痛と快楽を乗り越え、命に対して敬虔(けいけん)な祈りの心境を、ハイキー調で表している。岡田の目は常に人の外皮を透過して内奥を見つめ、そして手は時に意図的な技法によって、精神世界を視覚化するのである。
(文化部 安原直樹)

毎日新聞 北の書棚 「ataraxia」

北の書棚:岡田敦、伊津野重美・著「ataraxia」 /北海道

 ◆「ataraxia(アタラクシア)」

 (青幻舎 電話075・252・6766)

 岡田は稚内市出身の気鋭の写真家。リストカットの若者たちをとらえた「I am」で08年に木村伊兵衛写真賞を受賞した。今回は受賞後の第一作。歌人、伊津野重美とのコラボレーションで、前作とは一変して耽美(たんび)な世界を醸し出す。

 「アタラクシア」は古代ギリシャの哲学者エピクロスの思想。外的なものにとらわれない精神的な快楽を意味するという。

 海や山、森、花畑、雪原……。一人の女性がたびたび登場し、風景と一体化しつつも、その存在感が浮かび上がってくる。

 ススキが一面に広がる草原で、両手を掲げ、祈るかのように空を見上げる女性。「精神的幸福とは、祈りの心境に近いのかもしれない」と岡田。ページをめくるごとに、命の輝きとともに危うさをもを感じさせる。(76ページ、定価3360円)

毎日新聞 3月21日朝刊(北海道版)

北海道新聞 ―2010年1月8日 『「araraxia」』

北海道新聞 ―2010年1月8日

 岡田敦さん  聖書にも似た祈りの世界

薄紫色の湖面に妖しく浮かぶ女性。雪景色に砂浜に吸い寄せられる女性。
暗い森のこけむした老木・・・
すべて自然光で撮ったという作品群からは、人間由来の雑音は聞こえてこない。
人間は自然の一部というイメージが伝わっってくるようだ。

作品に登場する女性は歌人の伊津野重美さん。
「伊津野さんは優れた言葉の表現者ですが、同時に、僕が撮りたいと思うけれど
言葉にならないイメージを共有してくれる貴重な存在」。


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プロフィール

いつのえみ

Author:いつのえみ
伊津野重美 

第一歌集『紙ピアノ』
1st Album『ひかりの素足』
詩誌『生命の回廊』発行・編集。

********************

フォルテピアニシモ vol.14
 
~ Keep the holy fire
       burning ~

伊津野 重美 朗読

2016年11月3日(木・祝)
12:30 開場/13:00 開演

場所:STAR PINE'S CAFE

前売・予約¥2,500円+1drink
ペアチケット前売・予約のみ
     ¥4500+2drink
当日¥3,000円+1drink
チケット前売発売10月3日より
 前売は店頭販売かweb予約
予約アドレス
https://ssl.form-mailer.jp/fms/f7f014c8172636

STAR PINE'S CAFE
http://www.mandala.gr.jp/

**********************

伊津野重美 1st Album 

『ひかりの素足』
歌人伊津野重美による初の朗読アルバム。
ゲストにチェリスト森重靖宗を迎えて、
宮沢賢治の童話「ひかりの素足」と
日本近代詩の抒情世界を精緻に紡ぐ。

全9曲、48分。定価 2,500+税

**********************

「生命の回廊 vol.3
『えーえんとくちから 
  笹井宏之作品集』特集号」

2011年11月刊行

井口和泉 浦歌無子 
岸田将幸 斉藤斎藤
斉藤倫 樋口由紀子
ひろたえみ 三角みづ紀
ヤリタミサコ 夕暮マリー
伊津野重美

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