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フォルテピアニシモ vol.14  プログラム

~ Keep the holy fire burning ~



空には空       短歌 伊津野重美
「列王紀 上」  『旧約聖書』より
ちいさな炎     詩  伊津野重美
『紙ピアノ』より   短歌 伊津野重美
駅         断章 伊津野重美
Grace       短歌 伊津野重美



『きけ わだつみのこえ』より 
    日本戦没学生の手記  日本戦没学生記念会編
序 「原爆詩集」より  詩  峠三吉
永遠のみどり      詩  原民喜

『銀河鉄道の夜』より     童話  宮沢賢治
「宗谷挽歌」より        詩  宮沢賢治
ねがい            詩  伊津野重美
そうならねばならないのなら  短歌  伊津野重美

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メッセージより「フォルテピアニシモ vol.14 」

いつもすてきなライブをありがとうございます。
私は、わだつみで、ボロボロ涙出ました。
彼は駅で涙してました。

短歌大会伊津野重美朗読プログラム【lament】

短歌大会で朗読で出演をさせていただきました。

ご参加のみなさま、関係者のみなさま、応援くださったみなさまありがとうございました。
久しぶりにお会いする方々や初めてお会いした方々とのよい出逢いもあり、
短歌の話をたくさんでき、うれしい一日となりました。



   lament

『白描』より  序・短歌 明石海人
「小景異情 その二」  詩 室生犀星
風 景  詩 山村暮鳥

『きけ わだつみのこえ』より  日本戦没学生の手記
「きみ死にたもうことなかれ」より  詩 与謝野晶子
「原爆詩集」より  詩 峠三吉

『笹井宏之作品集 えーえんとくちから』より  短歌 笹井宏之
暁の夢  短歌 伊津野重美

ちいさな炎  詩 伊津野重美
『紙ピアノ』より  短歌 伊津野重美
れいこ  詩 伊津野重美
薄 明  短歌 伊津野重美
冥き雨降るこの星に  短歌 伊津野重美


11月19日(土)日本短歌大会・朗読出演

11月19日(土)日本短歌大会で朗読をいたします。
横浜ラジアントホール13:30-17:00 

私の出演は15時過ぎに45分程の予定です。
前半は選者による講評や表彰式、後半に朗読があります。
短歌関係者でなくても、ただ朗読だけ聴きにいらっしゃることもできるそうです。
入場無料ですので、お近くの方はよろしければ。

岸田将幸さんのアンケートより「フォルテピアニシモ vol.14 」


それでもなお、生きている者。明かりを。それは
もはや言葉ではない、声でもない。
のどの奥の火なのだ、と思う。

アンケートより「フォルテピアニシモ vol.14 」


前回?前々回?吉祥寺で開かれた時に拝聴した者です。
今日は都合で途中から参加でしたが、このせわしない時間の流れの中で、深海をたゆたうような空気と音、温度の世界に癒されました。
(前回よまれたリ・バースの詩の載っている本があれば買いたいです。
                           ↓
                          買いました!

ヤリタミサコさんのアンケートより「フォルテピアニシモ vol.14 」


◦最初にかかった女性ボーカルとリズムの曲は、曲に影響されてえみちゃんの声のリズムも少し変化していたので、短歌的なリズムや息継ぎ(ブレス)は違うおもしろさがありました。
時にはこういうアレンジもコトバの意味とは別の可能性をひき出しますね。
日本語にはかならず母音が含まれるため、平板な音の印象になりがちですが、音楽と関わることで、言葉の中に潜在的に埋もれている別な音の可能性が出てくると思います。

◦一部で少しせきこんだり、「GRACE」で曲をもう1度かけてもらったり、などは生身の人間のライブなのだから、私はあたりまえと思います。
えみちゃんは気にしていると思うけど、音楽でも朗読ライブでも、発生することはありますから、その対応もライブのライブたるゆえんでしょう。
予定調和ではない冒険なのだから、ほころびもあり、予想を超える何かやいろいろなものの出現が、ライブです。

◦「駅」のイントロからは淡々と進んでいたストーリーでしたが、後半からは予想外の展開でした。次はどうなるの、どうなるの、と、あわててページをめくるような意識で聞いていました。
そして、「見えないものを見てしまう人がいる」というのは意外な気づきでした。
深く心に残ります。

◦二部の原爆詩集、永遠のみどり、賢治2編のテキストのチョイスはすごく良かったです。
長いもののよさもあるけど、今回のように、短いリフレインは一瞬に強い印象を残します。
えみちゃんの心にぴったり重なる印象的な繰り返し、特に広島の若葉のところなど、インパクトありました。
えみちゃんの音声で描かれた若葉の絵は、くっきりと聞き手の心に移り住んだと思います。

◦「さようならここから」が、静かで悲しいけど希望のあたたかさも感じられて
よいエンディングでした。えみちゃんがこういう境地にいられることが、改めて心の底がじわっと暖かくなるような気がします。
悲しみを悲しみ尽くすことだけではなく、その後の生も引き受けることがその悲しみを持ち続けることなのだと思います。

アンケートより「フォルテピアニシモ vol.14 」

Ⅰ部 善と悪のせめぎあいの世の中で、あたり前に生き当たり前に死んでゆくのが、意外と難しい昨今である。駅員の逸話は、自分だったらどうしたか考えさせられた。
法治国家で、定められた規則、きまりをしゃくしじうぎに守っていては、世の中は円滑に進まないことも…。善悪の彼岸ということばがうかぶ。

Ⅱ部 拍手できる幸せを感じた。

メッセージより「フォルテピアニシモ vol.14 」

「朗読」を超えた本当に尊い舞台を見せていただき感動しました。
ライブハウスというより教会の中にいるような感覚で、光の中に立つえみさんは聖女のように美しかったです。透明なガラスのような声だったり、力強い声で読まれる言葉は、情景が目に浮かんできました。活字で読んでいる紙ピアノの短歌もえみさんが読むと、より心に響いてきました。
そしてブローチをつけていただいていたことがとっても嬉しかったです。
朗読と音楽と照明がぴったり合っていることも素晴らしいとあきのさんもおっしゃっていました。
ライブをしていただいてありがとうございました。南極へ行く前に今日のライブを見ることができて本当によかったです。
準備からパフォーマンスまで大変だったと思います。本当にお疲れさまでした。今日はゆっくりお身体を休めてくださいね。

アンケートより「フォルテピアニシモ vol.14 」

二回目に、おじゃますることができました。今年もお逢いすることができてうれしいです。
辛いこと、かなしかったこと、独りであったこと、そういったさみしさのような冷たいものを少しずつ忘れていく毎日です。絶対に無くならないようにと思っていたのに、不思議ですね。
けれど、その時に支えて下さっていた、言葉や人々のことは今も、とても身近に、大切に思います。
あの時、伊津野さんの言葉が傍にいて下さって、本当に救われました。信じることが難しかったり、大丈夫だとおもうことができなかったり、
そんな時がこれからもたくさんあると思うけれど、それでも何があっても、人のことを信じよう、好きでいようと思えるチカラをくれたのは伊津野さんです。
舞台上の伊津野さんは力強く、そして、はかなく、まぶしい。
伊津野さんが、詩や歌をよむと、体に静かに注がれた気持ちが良い。
来ることができて、良かった。ありがとうございます。

「フォルテピアニシモ vol.14 」感謝


今年十年目を迎える伊津野重美ソロライブ「フォルテピアニシモ vol.14 ~ Keep the holy fire burning ~」無事に終わりました。

十年も経つと、それぞれの方の人生に立ち会うような場面が多々ありました。傷つき、苦しみ、また時を経て再びこの場所に戻って来てくださる方々もいて、うれしいです。
私にもいろいろ起りますが、こうやって時は移りゆき、人と別れて、いろんなことが終わってゆくのだなと、改めてしみじみ感じています。
それだからこそ、この一瞬がかけがえのなく、いっそう愛おしいと…。

今までチームのように一緒に創ってくれていたスタッフが一新し、「 フォルテピアニシモ」の 新しいスタートとなりました。今までは美しく劇的な照明を創ってくださっていましたが、今回はライブハウスのシンプルで、繊細な照明だったように思います。
みなさまの感想などをお知らせいただけましたら幸いです。 

みなさまにとっても私にも、別れや終わりが、新しい出逢いや始まりでも、またありますように願っています。 
ご来場のみなさま、関係者と支えてきてくださった多くのみなさま、出逢えた方々に、心よりお礼を申し上げます。

「フォルテピアニシモ vol.14 ~ Keep the holy fire burning ~」明日



フォルテピアニシモ vol.14 ~ Keep the holy fire burning ~42.jpg

                                                    写真 田中流


いよいよ明日になりました。
「フォルテピアニシモ vol.14 ~ Keep the holy fire burning ~」

ご予約がなくても、途中からでもお入りになることができます。

みなさまのご来場を心よりお待ちしています。

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フォルテピアニシモ vol.14 ~ Keep the holy fire burning ~

そうならねばならないのなら手を離す さようならさようならここから


伊津野 重美 朗読

日時:2016年11月3日(木・祝)12:30 開場/13:00 開演

場所:STAR PINE'S CAFE

料金:前売・予約¥2,500円+1drink、ペアチケット(前売・予約のみ)¥4500+2drink
当日¥3,000円+1drink
チケット前売発売 10月3日(月)より
前売は店頭販売かweb予約
予約アドレス https://ssl.form-mailer.jp/fms/f7f014c8172636

STAR PINE'S CAFE http://www.mandala.gr.jp/

東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1 TEL:0422-23-2251
→ 吉祥寺駅より徒歩3分
吉祥寺駅・北口を出て、吉祥寺大通りを北に直進し、
ヨドバシカメラを越えた角を右折。
20mほど進むと左手にSTAR PINE'S CAFEが見えてきます。

*未就学児のご来場はご遠慮いただいております。

◇ 伊津野 重美 Emi ITSUNO

1995年より作歌を、2000年より朗読の活動を始める。
2005年に第一歌集『紙ピアノ』を風媒社より刊行。
2015年伊津野重美 1st Album 『ひかりの素足』リリース。
詩誌『生命の回廊』発行・編集。
自らの企画で演出、出演をこなしながら、他の作家や他ジャンルとの
コラボレーション作品の制作にも積極的に取り組んでいる。
2007年より朗読ライブシリーズ「フォルテピアニシモ」を開始する。
空間と時間までも<詩>へと昇華させる朗読は、祈りのようでもある。
http://paperpiano.la.coocan.jp/

fortepianissimo vol.14

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フォルテピアニシモ vol.14ご予約受付中

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                                        写真 田中流



毎年文化の日に恒例になっております「フォルテピアニシモ」が、いよいよ迫ってまいりました。
明日まで予約アドレスによりご予約いただけます。
お店側のご厚意により、ペアチケットを設けていただきました。
ぜひご家族ご友人など、お誘いあわせのうえご来場いただけましたら幸いです。

秋の祝日の吉祥寺でご来場を心よりお待ちしています。

なお、ホームページが移動しています。どうぞよろしくお願いいたします。

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フォルテピアニシモ vol.14  ~ Keep the holy fire burning ~


そうならねばならないのなら手を離す さようならさようなら ここから


       伊津野 重美   朗読

日時:2016年11月3日(木・祝)12:30 開場/13:00 開演

場所:STAR PINE'S CAFE

料金:前売・予約¥2,500円+1drink、ペアチケット(前売・予約のみ)¥4500+2drink
当日¥3,000円+1drink
チケット前売発売 10月3日(月)より
    前売は店頭販売かweb予約
    予約アドレス https://ssl.form-mailer.jp/fms/f7f014c8172636

STAR PINE'S CAFE http://www.mandala.gr.jp/

東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1 TEL:0422-23-2251
→ 吉祥寺駅より徒歩3分
吉祥寺駅・北口を出て、吉祥寺大通りを北に直進し、
ヨドバシカメラを越えた角を右折。
20mほど進むと左手にSTAR PINE'S CAFEが見えてきます。

*未就学児のご来場はご遠慮いただいております。

◇ 伊津野 重美 Emi ITSUNO

1995年より作歌を、2000年より朗読の活動を始める。
2005年に第一歌集 『紙ピアノ』を風媒社より刊行。
2015年伊津野重美 1st Album 『ひかりの素足』リリース。
詩誌『生命の回廊』発行・編集。
自らの企画で演出、出演をこなしながら、他の作家や他ジャンルとの
コラボレーション作品の制作にも積極的に取り組んでいる。
2007年より朗読ライブシリーズ「フォルテピアニシモ」を開始する。
空間と時間までも<詩>へと昇華させる朗読は、祈りのようでもある。
http://paperpiano.la.coocan.jp/

                         fortepianissimo vol.14

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PV「ひかりの素足」


映画監督の三宅流さんより私のCD「ひかりの素足」のPVを創っていただきました。

後半には、このCDを一緒に創ってくださったチェリストの森重靖宗さんもご出演くださっています。
単なるPVに留まらず、三宅監督の力強く美しい映像詩としての作品になっております。
三宅監督ほんとうにありがとうございました。

なお、三宅監督はドキュメンタリー映画『躍る旅人−能楽師・津村禮次郎の肖像』が公開中で、たくさんイベントなども開催されています。
どうぞそちらの方も併せてご覧くださいますと、うれしいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

究竟フィルムHP内の解説ページ
http://www.kukkyofilms.com/blank

ホームページが移動しています。

私のサイトが移動していますので、ご注意ください。

【paperpiano】
http://paperpiano.la.coocan.jp/

11月3日伊津野重美ソロライブ「フォルテピアニシモ vol.14」の情報ページは、こちらです。
http://paperpiano.la.coocan.jp/holy%20firehtml.html

なかなか更新できず申し訳ありませんが、細々と活動してゆきますので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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フォルテピアニシモ vol.14  ~ Keep the holy fire burning ~

お待たせしました。
今年も私のソロライブ「フォルテピアニシモ」を公演できることになりました。
今回はスタッフが大幅に変わっていて、今までのようなステージではないと思いますが、
初心に帰って真摯にテキストを読ませていただきます。
私の試行錯誤をご覧いただけましたら幸いです。

みなさまに支えられてまいりました私の「フォルテピアニシモ」も、気が付くと早十年となりました。
いろいろあった年でしたが、こうやって時は移りゆき、人と別れて、
いろんなことが終わってゆくのだなと、改めてしみじみ感じています。
それだからこそ、この一瞬がかけがえのなく、愛おしいと…

別れや終わりが、新しい出逢いや始まりでも、またありますよう、
みなさまのご来場を心からお待ちしています。

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写真 田中 流


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フォルテピアニシモ vol.14  ~ Keep the holy fire burning ~


そうならねばならないのなら手を離す さようならさようなら ここから


       伊津野 重美   朗読

日時:2016年11月3日(木・祝)12:30 開場/13:00 開演

場所:STAR PINE'S CAFE

料金:前売・予約¥2,500円+1drink、ペアチケット(前売・予約のみ)¥4500+2drink
当日¥3,000円+1drink
チケット前売発売 10月3日(月)より
    前売は店頭販売かweb予約
    予約アドレス https://ssl.form-mailer.jp/fms/f7f014c8172636

STAR PINE'S CAFE http://www.mandala.gr.jp/

東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1 TEL:0422-23-2251
→ 吉祥寺駅より徒歩3分
吉祥寺駅・北口を出て、吉祥寺大通りを北に直進し、
ヨドバシカメラを越えた角を右折。
20mほど進むと左手にSTAR PINE'S CAFEが見えてきます。

*未就学児のご来場はご遠慮いただいております。

◇ 伊津野 重美 Emi ITSUNO

1995年より作歌を、2000年より朗読の活動を始める。
2005年に第一歌集 『紙ピアノ』を風媒社より刊行。
2015年伊津野重美 1st Album 『ひかりの素足』リリース。
詩誌『生命の回廊』発行・編集。
自らの企画で演出、出演をこなしながら、他の作家や他ジャンルとの
コラボレーション作品の制作にも積極的に取り組んでいる。
2007年より朗読ライブシリーズ「フォルテピアニシモ」を開始する。
空間と時間までも<詩>へと昇華させる朗読は、祈りのようでもある。
http://paperpiano.la.coocan.jp/

fortepianissimo vol.14

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秋の訪れ

今年も金木犀の香りが流れ始めました。

長く更新できず、ご心配をおかけしてしまった方々もいらっしゃったようで、申し訳ありませんでした。

ホームページが移行時期に来ているのですが、うまく動かせないでおりますので、こちらをご覧いただけますと新しい情報をお届けできます。
いろいろありまして、いつも以上にぼろぼろなのですが、この秋は、少しみなさまにお知らせしたいことがあります。

どうぞよろしくお願いいたします。

『ルック・オブ・サイレンス』

インドネシアで起きた大量虐殺の加害者たちを追った『アクト・オブ・キリング』のジョシュア・オッペンハイマー監督の、今度は被害者にスポットを当てた続編『ルック・オブ・サイレンス』をやっと観た。

1960年代のインドネシアで、およそ100万人が虐殺されたという。その犠牲者の弟が、加害者達に話を聞きに行くという恐るべきドキュメンタリー。

違う人種、違う宗教ですらない。同じ村に住む隣人が、名前も知っている若者を切り刻み、頭を刎ね、女の腹を裂き、乳房を切り落とし、咽喉を切り裂いて血を飲む。その様子を笑いながら楽しそうに話す者達は、その大量虐殺現場で、嬉々としてポーズを取って写真を撮る。命じた者達は、地位と名誉と財力までを得ていて、学校では偽の歴史が教えられ、そして、被害者の遺族が、半世紀を経てまだ危険を脱していないで口をつぐみ、怯えて暮らしていることが、心底から恐ろしいと思った。

そして、加害者が誰か知りながら同じ村に住み続ける被害者の遺族の悲しみ苦しみと恐れは、決して癒えることがない。
豊かな緑をわたる風のさざめきと鳥の声が、人間の愚行と狂気を包んで、なおさら美しく悲しい。

非常な危険を冒し、困難な撮影を敢行したスタッフと、感情を抑えて加害者達と対峙し、自分があなたにそうやって殺された人間の弟だと静かに告白するアディさんの姿に打たれた。

これは特別な場所の特別なことではなく、たやすく陥ってしまう人間の闇について考えさせる作品であり、二度とこのようなことが起きないよう、私達は学ばなければならない。
貴重な作品だが、苦しくなり過ぎてしまう人は、観ないで自分を守ることもまた、一つの勇気と思う。


13.jpg

あけましておめでとうございます。

みなさまに素晴らしい一年となりますように。
世界は平和になりますように。

私は、今年もたくさん旅をして、たくさんの人と出会いたい。そして、新しいタイプの作品を作りたいと考えています。

写真は、「フォルテピアニシモ vol.13  ~ slight light ~」から、田中流さんの渾身の撮影です。
私のためにつくってくださった、こちらも渾身のSTAR PINE'S CAFEの照明とステージがいつも美しいのです。
今年も無事にみなさまの前に立つことができますように。

ありがとう2015年!

94.jpg

写真 田中流

今年は、この5年ぐらいの不調からようやく少し立ち直り、フォルテピアニシモを2回と、初めてのアルバム『ひかりの素足』をリリースすることが叶った思い出深い年になりました。
そして、今年は、たくさん日本を旅することができた一年でした。
いつも朗読をしている宮沢賢治の故郷の岩手を贅沢にも敬愛するシンガーソングライターの新居昭乃さんの運転で旅したことが、特に心に残っています。
共通の大事な友人のお父様にご案内いただき、これも昭乃さんのご紹介で付かせていただいている心身の頼みの先生の故郷でもある花巻を旅して、先生や賢治の心に少し近づくことができたようで、とてもうれしく、また感慨深い旅となりました。

私は、いろんなことがうまくできなく、知っている人でも、知らない人はなおさら気が引けて、なるだけ会話を避けてしまうようなところがあるのですが、昭乃さんは、私が気が付くと旅先でも自分から他の人の写真を撮ってさしあげているのです。それは、歌の以前に愛を人に配っていることでもあり、私はとても反省しました。それでも、私にはできないです。昭乃さんには、いつも表現者の先輩としてだけでなく、人間としての生き方も、今年もたくさん教えていただきました。

そして、これも、昭乃さんのお誘いで参加させていただいた宮崎への旅で、前から行きたいと思っていた高千穂や弊立神宮に連れて行っていただき、生涯の友人となりそうな、よい人達と出逢うことができました。
また、これも前から行きたいと思っていた知床で、羆や尾白鷲を見ることが叶いました。去年の今頃には、沖縄でヤンバルクイナを見ることができたので、来年は何を見ることができるのか楽しみです。
この日本に、まだこのような自然が残っていることが、ほんとうにありがたく、守らなければならないと思いました。

たった一年に一、二回ですが、今の私はライブを中心に過ごしています。
貴重な時間をおして駆けつけてくださるみなさま、応援してくださるみなさま、素晴らしいステージを創ってくださるスタッフ、支えてくれる友人達、ほんとうにありがとうございました。
遅々とした歩みで申し訳ありませんが、来年は、今までとは異なった作品も公開できるように頑張ります。今後も見守っていただけましたら幸いです。
 
今年は、いつも以上に世界の不穏な空気を感じる一年となりました。
日本もどうなるか、私達の未来は、私達の判断でまだ変わってくる可能性があります。
絶望をせず、世に働きかけてゆき、少しでもよい世界を次の世代のためにご一緒に創ってゆきましょう。
今年も一年をありがとうございました。

どうぞ素晴らしいお年をお迎えください。
プロフィール

いつのえみ

Author:いつのえみ
伊津野重美 

第一歌集『紙ピアノ』
1st Album『ひかりの素足』
詩誌『生命の回廊』発行・編集。

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フォルテピアニシモ vol.14
 
~ Keep the holy fire
       burning ~

伊津野 重美 朗読

2016年11月3日(木・祝)
12:30 開場/13:00 開演

場所:STAR PINE'S CAFE

前売・予約¥2,500円+1drink
ペアチケット前売・予約のみ
     ¥4500+2drink
当日¥3,000円+1drink
チケット前売発売10月3日より
 前売は店頭販売かweb予約
予約アドレス
https://ssl.form-mailer.jp/fms/f7f014c8172636

STAR PINE'S CAFE
http://www.mandala.gr.jp/

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伊津野重美 1st Album 

『ひかりの素足』
歌人伊津野重美による初の朗読アルバム。
ゲストにチェリスト森重靖宗を迎えて、
宮沢賢治の童話「ひかりの素足」と
日本近代詩の抒情世界を精緻に紡ぐ。

全9曲、48分。定価 2,500+税

**********************

「生命の回廊 vol.3
『えーえんとくちから 
  笹井宏之作品集』特集号」

2011年11月刊行

井口和泉 浦歌無子 
岸田将幸 斉藤斎藤
斉藤倫 樋口由紀子
ひろたえみ 三角みづ紀
ヤリタミサコ 夕暮マリー
伊津野重美

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